GP神戸の結果から上位のスケープシフトの比較?分析
GP神戸の結果から上位のスケープシフトの比較?分析
GP神戸の結果から上位のスケープシフトの比較?分析
GP神戸の参加者の皆様長丁場お疲れ様でした。

公式カバレージの記事が充実してきてTOP32までのデッキリストが出てきたのでチェック
http://coverage.mtg-jp.com/gpkob14/

自分が普段愛用してるモダンデッキが白黒トークン(使用歴1年半ソリンVSヘルライダーをもとに作成)と青赤緑スケープシフト(使用歴3か月)の2種類ですが、今回のGPでは上位卓にスケープシフトが多く見られたので自分のリストと比較しつつ改善点をまとめたいと思います。

普段大会に持ち込んでも意外と勝てないんだよな、回してる分にはコントロール脳の自分にはしっくりくる(スタンのエスパーコンにおけるスフィンクスの啓示=モダンのスケープシフトにおける風景の変容な感じ。大体打てば勝てるw)

まず自分のリスト

2《繁殖池/Breeding Pool》
3《森/Forest》
1《ハリマーの深み/Halimar Depths》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《島/Island》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《山/Mountain》
4《蒸気孔/Steam Vents》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
2《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》

24 lands

4:《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
3:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》

7 creatures

4《謎めいた命令/Cryptic Command》
1《電解/Electrolyze》
1《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
4《差し戻し/Remand》
2《撤廃/Repeal》
4《風景の変容/Scapeshift》
4《明日への探索/Search for Tomorrow》
3《稲妻/Lightning Bolt》
3《時間の把握/Telling Time》
2《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
1《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms》
29 other spells

2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
3《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
2《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1《業火のタイタン/Inferno Titan》
15 sideboard cards


最近だと稲妻の枠に血清の幻視を入れてコンボ重視にしてたりもします。裏ワザはマナ加速からの3tケラノスやタミヨウw

こんなリストは置いておいてまずTOP8に入ったサワダケンさんのスケープシフトから。
4 《島》
4 《蒸気孔》
4 《踏み鳴らされる地》
3 《森》
3 《霧深い雨林》
2 《山》
2 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
1 《繁殖池》
1 《溢れかえる果樹園》
1 《神秘の神殿》
-土地(25)-

4 《桜族の長老》
2 《瞬唱の魔道士》
-クリーチャー(6)-
4 《稲妻》
2 《呪文嵌め》
4 《深遠の覗き見》
4 《差し戻し》
3 《時間の把握》
1 《撤廃》
2 《木霊の手の内》
2 《明日への探索》
4 《風景の変容》
3 《謎めいた命令》
-呪文(29)-

2 《自然の要求》
1 《仕組まれた爆薬》
3 《否認》
2 《古えの遺恨》
2 《紅蓮地獄》
1 《不忠の糸》
1 《ヴェンディリオン三人衆》
3 《強情なベイロス》
-サイドボード(15)-

メタゲーム上親和がトップメタとの情報からなのかメインから稲妻4枚。そしてサイドボードには紅蓮地獄2枚と高速環境に照準を合してるようです。自分は神々の憤怒ですが、カバレージの中村修平さんの戦略記事の通り風景の変容という出産の殻デッキからすると防ぎにくい攻撃ということであまりサイドで対策する必要がなかったようです。

メインボードは稲妻以外は徹底したコンボ重視型で、呪文嵌めと木霊の手の内は最近のリストではあまり見てないカードだと思います。このスケープシフトで辛い生物の1枚がタルモゴイフなのでメインから呪文嵌めは凄く試してみたいと思います(タルモはカウンター以外だとまず焼けないし、桜族の長老でチャンプするくらいしかない。サイドボードの不忠の糸はたぶんタルモ対策。なので自分はタミヨウで拘束というバリエーションを試してます。)


そして、木霊の手の内は手札にも土地を加えられるので他のランパンスペル以上に勝利条件の一つ土地を7枚(8枚)並べるというのをより簡単に達成してくれるナイスカードだと思います。これはメイン戦で親和やバーンに当たった時に速度勝負に持ち込んでくれる(このカードがあれば4tキルの可能性も向上1t探索待機2t長老3t木霊4tスケープシフト18点)。
大体普通の構成桜族4枚探索4枚だと4t目に土地がセットできない可能性が大きいので、手札に加える効果は思ってる以上に重要だと思います。

で、個人的に好きなのは初日全勝だった香港のLai, Pak Yinさんのリスト。

4 《蒸気孔》
4 《踏み鳴らされる地》
3 《森》
3 《島》
3 《霧深い雨林》
2 《山》
2 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
1 《繁殖池》
1 《滝の断崖》
1 《溢れかえる果樹園》
1 《ハリマーの深み》
-土地(25)-

4 《桜族の長老》
2 《瞬唱の魔道士》
-クリーチャー(6)-
3 《血清の幻視》
4 《差し戻し》
4 《時間の把握》
3 《イゼットの魔除け》
2 《撤廃》
4 《明日への探索》
2 《電解》
4 《風景の変容》
3 《謎めいた命令》
-呪文(29)-

1 《仕組まれた爆薬》
2 《古えの遺恨》
2 《神々の憤怒》
2 《ヴェンディリオン三人衆》
2 《強情なベイロス》
2 《引き裂く突風》
1 《ザルファーの魔道士、テフェリー》
2 《ワームとぐろエンジン》
1 《業火のタイタン》
-サイドボード(15)-

メインボードはサワダさんと方向性は一緒ですが血清の幻視を深遠ののぞき見よりも優先し、イゼットの魔除けを採用しており除去の質を落とした分柔軟性を上げてるものと思います。

で特に目を引くのはサイドボード。

どう考えてもサイド後は殴り殺す気満々ですよねw
生放送でも初日9回戦目は中継されてましたが、テフェリーは化け物ですね。着地してしまえば相手はもう妨害がまずできない+ほぼノンクリチャーデッキなので除去が減ってるので処理できないというまさに王手状態を作り出してくれます。
業火のタイタンは白黒トークン許すまじです(身をもって知っている)あと大体2パンで相手を仕留めてくれるのも○

対親和には引き裂く突風。このデッキだと最速3t目に打てる+インスタントなので墨蛾も倒せる+全体なので刻まれた勇者も倒せる+ダークスティールの城塞ハサミ化もエンチャント割れるという鬼ぶり。まさに対親和の最終兵器だと思います。明日仕事帰りにショップ漁って買わなきゃ。
従来の親和ならランパン1回で打てる忍び寄る腐食でよかったのですが、アーティファクトへの魂込めのせいで決定打にならない(白黒トークンの石のような静寂も同様)ので土地が伸びる構成ならこっちが主流になりそうです。

あと各リストで気になったのは瞬唱の魔導士と謎めいた命令の枚数くらいかと(これも軽さ重視で少な目なのかな)


まずは引き裂く突風は集めておいたほうがいいかもしれません。

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